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・ラベンダー香る季節 '08.7.15

 今年も私が最も好きなラベンダーの季節がやってきたので富良野へ行ってきました。ちょうど満開で、辺りは一面色鮮やかなお花のじゅうたんが広がり、ラベンダーの香りが漂っていました。優しい香りに包まれ、ずっとここにいたい気持ちでした。






・オシドリとマガモの親子 '08.6.17、23


左:オシドリ  右:マガモ





 
 十勝は陸別周辺の川でマガモとオシドリの親子に出逢いました。まだフワフワな毛の子どもたちはお母さんのそばを片時も離れず、後を追いかけて泳いでいました。その表情やしぐさはなんともかわいらしいものでした。とてもよく似たオシドリとマガモの子供たちですが、よく見ると顔にある線の数が違います。しかしマガモの子供の数が少ないのがちょっと気になります...。






・野鳥たちのおうち '08.6.8

 十勝の森のあちらこちらで野鳥たちのおうちをみつけました。奇跡的に天然記念物であるクマゲラの巣穴までみつけ、興奮するなか夢中でシャッターを切りました。野鳥も今は子育てのシーズンで、親鳥が餌を捕って帰ってくると巣穴の中から子供たちのピーチク・パーチクかわいい鳴き声が聞こえ、静かな森に小さく響いていました。

左:クマゲラ 上:コゲラ 下:ゴジュウカラ

・やちぼうずの群落 '08.6.2

 十勝の林道で湿地帯にもこもこと生える谷地坊主(やちぼうず)という不思議な植物を見かけました。これはスゲ類が湿地に繁茂して株を作ったもので、大きなものは背丈が1m近くもあり、謎の生物が群がるような、なんとも奇妙な光景でした。




・キタキツネの親子 '08.5.25,27

 十勝北部の森でキタキツネの親子に出会いました。ニレの木の根元に巣があり、中から次々と幼い子供があらわれてきました。子供の顔は実にあどけなく、なんとも愛くるしい表情を見せてくれました。これに対し親は自然の厳しさを物語るかのように実に険しい表情をしていました。




・満開の芝桜 '08.5.17

 道東の津別町では芝桜が丘一面に咲き乱れていました。鮮やかなピンクの花は青空によく栄え、見事でした。








・春のエゾユキウサギ '08.5.13

 十勝北部の野原では春の陽気に誘われてエゾユキウサギが森から姿を現すようになりました。冬の間、身を隠すために雪と同色の真っ白だった冬毛も今はすっかり茶色に生え変わっていました。季節で体の色を変えられるなんて不思議なものですね。





・満開の蝦夷山桜 '08.5.6

 十勝の陸別でようやく桜が満開となりました。例年に比べ1週間ほど早い開花です。北海道で桜といえばほとんどが蝦夷山桜で、山のところどころで咲く桜の色はとても目を引きます。









・満開の福寿草 '08.4.15

 暖かな春の陽射しを受けて福寿草が道東の陸別で満開の時期を迎えました。野山には黄色の花が咲き誇り、その鮮やかさに思わず目を奪われます。


・雄々たる羊蹄山 '08.4.2

 抜けるような青空の下、道南のルスツ村で美しく裾野の広がる羊蹄山の雄姿を眺めることができました。北海道の広さを実感する雄大な景色を眺めながらの春スキーは実に気持ちのいいものでした。







・マガンの群れ '08.3.30

 道央の美唄でマガンの群れに出逢いました。マガンの群れはこれからロシア極東へと渡って行く途中で、北海道の沼地で羽を休めています。生きるために渡りを繰り返す鳥たちのたくましさに感動しました。


              
・冬の根室海峡 オオワシ編

 '08.3.18


 流氷の上にはオオワシやオジロワシの姿もありました。
  ワシはすでに渡りの時期を迎えているため成鳥は少なく、幼鳥(写真右中央)がほとんどでした。
 しかし流氷の上に立つオオワシはとても絵になりますね。






・冬の根室海峡 アザラシ編

 '08.3.18





  再びアザラシに逢いに今度は知床の羅臼へ行ってきました。羅臼沖にも今年はまだたくさんの流氷が残っており、流氷の上にはアザラシが寝転がっていました。その表情はなんともかわいいものです。
 本当は生まれたばかりの真っ白な「ゴマちゃん」に逢いたかったのですがまだ少し時期が早かったようで逢えませんでした。


                        
・春光彩雲 '08.3.4

 春の陽射しが暖かの午後、空を見上げてみると太陽の周りに鮮やかな彩雲が広がっていました。青や赤、黄色といった鮮やかな雲の色はまるで夜空の星雲を見ているかのようで実に見事でした。



・流氷押寄せるオホーツク海 '08.3.4

 冬の網走へ行ってみるとオホーツク海は一面どこまでも続く流氷の海が広がっていました。あまりの流氷の多さに海というよりも雪原が広がっているようです。
 またそこには流氷に乗ってやってきたゴマフアザラシの姿もありました。分厚い脂肪のおかげで寒くないのか、冷たい氷の上にもかかわらずゴロゴロと寝転がっていました。


              
・冬の森を散策 '08.2.26

 このところ運動不足なのでスノーシューを履いて十勝の森を散策してみるとキョーン!と大きな鳴き声がしたので、何かな?と探してみるとなんと天然記念物の啄木鳥、クマゲラでした。餌を探していたようで飛び去った後の木には見事な穴が開いていました。
また、近くには同じく啄木鳥のヤマゲラの姿も見かけ、陸別の森の豊かさを改めて感じました。こうした自然環境を大切に残して行きたいものです。

















・エゾリス三兄弟 '08.2.5

 十勝は帯広周辺の森で元気に走り回るエゾリスの兄弟に逢いました。−15℃という寒さにもかかわらずエゾリス三兄弟は木の上をすばしっこく走ったりジャンプをして追い掛けっこをして遊んでいました。
 しばらく走り回ると疲れたのか、それぞれに木の上で丸くなって眠ってしまいました。そのしぐさは実にかわいいものでした。


                        
・凍てつく川 '08.1.29

 今年の北海道は冷え込みが厳しく、陸別も1月に入り最低気温が-20℃を下回る日が連日のように続いています。 陸別を流れる川は全面凍結し、凍った川の上には動物の足跡がいくつも残されていました。ところどころ顔を出す川面にはつららができ、不思議な造形を作り出していました。
またそこには時折カワガラスが現れ、川面をのぞいてはえさの川虫を狙って冷たい川に飛び込んでいました。厳しい自然の中に生きる動物は実にたくましいものですね。












・冬の訪れ '07.11.20

 急に強い寒気が入り込んだことで道東の十勝でも雪が舞い、辺りは冬景色へと一変しました。一気に降り積もった雪は森を白一色に包み込み、突然塗り変えられた景色をトンビも高い木の上から眺めていました。
いよいよ長い冬の始まりです。


                        
・シマフクロウ 真夜中の狩人
            '07.10.9


 真夜中の知床で獲物を狙うシマフクロウに出会いました。木の上から鋭い目で川をじっと見つめ、鋭い爪で獲物を狙う姿は実に野性味があふれ、まるでドキュメント番組を見ているかのようで感動しました。こうした自然をずっと残していかなければいけませんね。

 また、カラフトマスが遡上する川を覗き込んでみました。体がぼろぼろになりながらも産卵のため一生懸命に川を上る姿には目頭が熱くなりました。








・知床峠の紅葉 '07.10.9〜10

 再び知床を訪れると、知床峠の紅葉がこの時期見頃で、行った日は8合目付近が最も鮮やかに色付いていました。
 今年は9月がとても暖かかったためか例年に比べると枯れた葉が目立つものの、赤がとても鮮やかに栄え見事でした。
 羅臼岳にはすでに雪がかぶり冬の訪れはすぐそこまで来ています。

(写真の奥に見えるのは国後島です。)


                 
知床・動物たちの楽園 2007年秋
               07.9.17〜19

  再び知床でさまざまな生き物に出会いました。知床の川はどこも今カラフトマスの遡上が盛んで、あちこちでバシャバシャと水しぶきを上げていました。
 また、珍しくエゾシカが格闘している姿にも出くわし、鹿が2本足で歩けることに驚きました。








                        
・茜さす夕空 '07.8.26

 そろそろ夏も終わりを告げる北海道。一足早く秋の訪れを感じさせる夕焼け空が現れました。燃え上がるような夕空は、茜色に染まり美しい一方で、あまりの赤さに不気味な気さえしました。





・エゾライチョウ '07.8.19

 雷鳥と聞くとまず富山県立山連峰の雷鳥をイメージするかと思いますが、北海道にも蝦夷雷鳥が生息し、十勝の林道で久しぶりにつがい?
の姿を見かけました。
 幼鳥なのか羽の色がまだ揃っていなく、体も小柄でした。昔は蝦夷雷鳥もたくさんいたようですが今では狩猟や環境の変化によって激減し、見かけるのはとても珍しくなりました。


                        
・彩りの大地 '07.7.18

 富良野・美瑛はお花畑だけでなく、農家の畑も小麦や大麦などが実り、色とりどりの美しい色彩を放っていました。この日は風が強く、風に揺れる金色の大麦の穂はまるで生き物のようなうねりを見せ、とても不思議な光景でした。









                 
       
富良野・美瑛花紀行 07.7.18   

  北海道は今まさに観光のベストシーズン。中でもこの時期一番注目を集めるのは富良野・美瑛を中心としたラベンダーなどのお花畑でしょう。澄みきった青空の下、丘一面に広がる鮮やかな花は見ていて実に気持ちがいいものです。


        
クリックするといろんな花が見れるよ!

・湿原を歩く '07.7.10

 増毛山地にある、北海道の尾瀬とも言われる雨竜沼湿原を歩いてきました。湿原には大小100を越える沼が点在し、辺りにはエゾカンゾウをはじめたくさんの高山植物が咲いていました。澄み切った青空の下、下界とはかけ離れた天空の楽園が広がっていました。

















・夏のひと時 '07.6.24

 夏のひと時、お気に入りのオンネトーの湖へ行ってみました。青い湖面に映る白樺の白い幹がなんとも幻想的で、そこにはとても静かな時間が流れていました。 一方、森へ散策に出てみると木々と共に生き物たちの活動も盛んで、啄木鳥の仲間のアカゲラがつがいを求めて盛んに鳴き合いをしていました。自然豊かな森には私たちの生活とは全く違った静けさや賑やかさがありました。


                        
・初夏の牧場・再 '07.6.12

 音更の十勝牧場で馬が放牧されていました。暑いさなか、たくさんの馬がのんびりと草を食んでいました。中には2頭の仲の良い白馬がおり、互いに毛づくろいをしあう様子は微笑ましい光景でした。また、長く続く新緑の白樺並木がとても美しかったです。





クリックしていくと毛が刈られていくよ!

・初夏の牧場 '07.6.11

 ずいぶんと陽が長くなり、北海道も30度を超す暑い日がでてきました。
 十勝は池田の「まきばの家」で牧羊犬が羊を追い、羊の毛を刈る様子を見てきました。牧羊犬はとても賢く、主人が鳴らすホイッスルひとつで自在に羊の群れを操っていました。捕まえられ毛を狩られる羊は初めかわいそうな気もしましたが、狩られた羊は涼しくなりスッキリした感じでした。




                        
・ピンクの絨毯 '07.5.25

 この時期北海道ではあちこちで芝桜が咲き誇り、春を謳歌するかのように大地を鮮やかなピンク色に染めています。そのあまりの色彩に心まで春色に染められるようです。









・春の兆し '07.4.23

 私も暮らす道東の陸別で、春の訪れを告げる福寿草の花を見かけました。福寿草はこの時期、町のあちこちで黄色く鮮やかに咲く姿を見かけることができ、陸別では町の花として親しまれています。


                        
・野鳥の群れ '07.3.26

 旭川の永山新川でカモや白鳥の群れに出逢いました。その数およそ1万羽。川一面のカモの数に圧倒されました。それでも周りの人に聞くとまだ数が少ないらしく、多い時には8万羽ものカモがやってくるそうです。中には頭の色が綺麗で珍しいヨシカモもいました。(写真右中央)
 4月頃まで羽を休めたカモはやがてまたシベリアへと渡って行きます。



・眠たいエゾフクロウ '07.2.5

 道東は塘路にてエゾフクロウに出逢いました。離れたところから見つけたため、フクロウの保護色に初めは変わった木の幹かな?と目を疑いました。しかし双眼鏡を使いよく見ると、木に開いた大きなうろの上に丸々としたフクロウがとても眠そうな目をしてじっと立っていました。


            
・丹頂の舞 '07.2.5

 阿寒、鶴居へ丹頂鶴の撮影に行ってきました。辺りには鶴の鳴き合いが高く響き渡り、繁殖時期に見られる求愛のダンスは実に優雅な舞でした。この鶴の舞に魅了された多くのカメラマンが全国から集まり、皆夢中でシャッターを切っていました。


                 
       
白銀の世界           
             '07.1.16-17   

  遅くなりましたが北海道の雪景色です。今年は北海道も雪の少ない年となっていますが、オホーツク海側などの地域では多くの雪が積もっています。今年は湿った重い雪が多く、木々はその重さに耐え切れずあちこちで折れ曲がる姿を見かけます。


                        
    ・エゾモモンガとの出逢い '07.1.9

 新年早々十勝は帯広で念願のエゾモモンガと出逢うことができました。空飛ぶ様子は見られませんでしたが、おおきくくりくりとした目がなんとも可愛らしかったです。寒さのためかじっと動かず、私のことをずっと見下ろしていました。



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